あなたの毛穴悩みはどれ?“開き・黒ずみ・たるみ別”ケアポイント

あなたの毛穴悩みはどれ?“開き・黒ずみ・たるみ別”ケアポイント

  • シワ・たるみ

鏡を見るたびに気になってしまう「毛穴」。
一言で毛穴の悩みといっても、実はタイプによって原因や対策は異なります。
「毎日きちんとスキンケアをしているのに、なかなか改善されない…」
そんな風に感じている方は、毛穴悩みのタイプとお手入れ方法が合っていないのかもしれません。

そこで今回は、よくある毛穴悩み「開き」「黒ずみ」「たるみ」の3タイプに着目し、
それぞれに合ったスキンケアのポイントをご紹介します。

開き毛穴、それは皮脂のアンバランス

過剰な皮脂分泌とターンオーバーの乱れがカギ

皮脂分泌が活発な方や、夏場など皮脂が多く出やすい季節に目立ちやすいのが「開き毛穴」。
皮脂と古い角質が混ざって毛穴まわりに溜まりやすくなることで、肌表面のキメが乱れ、毛穴が目立つ一因になると考えられています。

さらに、紫外線や乾燥によって肌のバリア機能が乱れると、毛穴が開いたまま戻りにくくなることも。

お手入れポイント|皮脂バランスを整えるスキンケアを

  • 洗顔は朝晩の2回、やさしく丁寧に。
    毛穴詰まりを防ぐために、クレンジングでメイク汚れをしっかり落としましょう。
  • 皮脂バランスを整えるために、レチノール、ビタミンC誘導体、CICA(ツボクサエキス)配合のスキンケアがおすすめ。
    肌コンディションを整えながら、毛穴の目立ちをケアします。
  • うるおいを与えるケアも忘れずに。
    保湿を怠ると、乾燥を補おうとさらに皮脂が分泌されてしまいます。

その黒ずみ、実は“酸化角栓”かも?

毛穴詰まりが酸化した状態

黒ずみ毛穴の原因の多くは、皮脂や古い角質が毛穴に詰まり、それが空気に触れて酸化して黒く見える「角栓」。
放置すると毛穴が広がりやすくなり、また色素沈着の可能性もあるため、早めのケアが大切です。

お手入れポイント|優しく“落とす”ケアが鍵に

  • 毛穴に詰まった角栓を無理に押し出すのはNG。
    肌を傷めるリスクがあるため、やさしい洗顔で余分な皮脂や古い角質をオフしましょう。
  • 酵素洗顔やクレイマスクなど、毛穴汚れに特化したアイテムを週1〜2回取り入れて。
  • 酸化対策にはビタミンC誘導体、ターンオーバーの促進が期待できるレチノールがおすすめ。
    毛穴の黒ずみだけでなく、透明感のある肌づくりにも役立ちます。

縦にのびた毛穴はハリ低下のサイン

年齢とともに目立つ“縦長”毛穴

頬に現れる縦に広がった毛穴。
それは加齢や乾燥により、肌のハリや弾力が低下しているサインかもしれません。
「毛穴が楕円形やしずく形に見える」
「ファンデーションが毛穴にたまる」
と感じる方は、たるみ毛穴に着目したお手入れがおすすめです。

お手入れポイント|ハリを与えるケアで肌を引き締めて

  • レチノール、ナイアシンアミド(整肌成分)などのエイジングサインにアプローチするケアがおすすめ。
    年齢を重ねた肌のサイクルを整え、、毛穴の目立ちをケアします。
  • ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分で、肌のうるおいをしっかりキープ。
    ふっくらとした肌を目指しましょう。
  • 表情筋を意識したケアやスキンケアと組み合わせたフェイスストレッチもおすすめです。

 

毛穴悩みに寄り添う美容成分の選び方

毛穴の悩みをケアするには、自分の毛穴タイプに合った美容成分を選ぶことが大切です。
タイプ別におすすめされる代表的な美容成分をまとめました(※酵素のみ洗浄成分、他すべて整肌成分)。

毛穴タイプ おすすめ成分
開き毛穴 ビタミンC誘導体、CICA(ツボクサエキス)、レチノール
黒ずみ毛穴 酵素(パパインなど)、ビタミンC誘導体、レチノール
たるみ毛穴 レチノール、セラミド、ナイアシンアミド

※配合成分は商品により異なります。商品の使用方法・注意点をご確認のうえ、肌に合ったスキンケアをお選びください。

 

まずは“自分の毛穴タイプ”を知ることから

毛穴悩みを解決する第一歩は、自分の毛穴タイプを正しく知ること。
そして、悩みに合わせたスキンケア方法を続けることで、肌は少しずつ変化していきます。
毎日の積み重ねが、未来の肌につながります。

あなたにぴったりの毛穴ケアを見つけて、ツルンとした明るい素肌を目指しましょう。