
ゆらぎがちな肌にやさしい選択。CICA(シカ)で整えるスキンケア
紫外線、乾燥、気温や湿度の変化。
思っている以上に、肌はまわりの環境の影響を受けやすいものです。
そんな中で頼りにされているのが、ツボクサエキス由来の整肌成分「CICA(シカ)」。
韓国コスメの人気をきっかけに名前を見かける機会が増え、今ではさまざまなスキンケアアイテムに使われています。
今回は、ただ肌にやさしいだけではないCICA成分について、少し深く掘り下げてみましょう。
肌を健やかに導くCICA(シカ)とは?

CICA(シカ)は、ツボクサという植物から抽出された成分を主としたスキンケア成分の総称です。
アジアでは古くから肌のケアに用いられ、インドのアーユルヴェーダや中国の伝統医学にも登場する植物です。
正式には「センテラアジアチカ(Centella Asiatica)」と呼ばれ、韓国コスメの広がりとともに日本でも注目されるようになりました。
近年では、CICA成分を配合した化粧水、クリーム、シートマスクなども多く登場し、肌を健やかに保ちたい人々のニーズに応える存在になっています。
CICA成分と相性の良い美容成分で広がるスキンケアの可能性

CICA成分は、肌を健やかに整える力に加え、他の美容成分との相性が良いことでも知られ、それぞれの特性を活かした工夫がされています。
CICA成分を含むアイテムを取り入れることで、肌をいたわりながらも積極的なケアがしやすくなります。
つまり、スキンケアの幅を広げてくれる存在でもあるのです。
肌にやさしさを重視したいとき、CICA成分は心強い選択肢のひとつになるでしょう。
毛穴悩みにもおすすめ。CICA成分を取り入れたスキンケア

CICA成分は「肌を健やかに導く」イメージが強い成分ですが、実は毛穴悩みに寄り添ったアプローチにも期待が持てます。
開き毛穴や赤みを帯びた毛穴、乾燥からくる毛穴の目立ち。
これらは肌が不安定なときに、より目立ちやすくなる傾向があります。
CICA成分は、外的刺激によって乱れがちな肌環境を整えて、健やかな肌の状態へ導くサポートをしてくれます。
毛穴悩みが気になるときは丁寧な保湿に加え、整肌成分のCICAを取り入れるケアを意識してみましょう。
CICAのシンボル、緑とトラに秘められた伝説と意味
CICA配合のスキンケア製品といえば、緑のパッケージやトラのモチーフが印象的なものが多く見られます。
実はこのデザインには、CICAの原料である「ツボクサ」にまつわる言い伝えが関係しています。
アジアの一部地域では、「傷を負ったトラがツボクサの上で身体をこすりつけて癒していた」という伝承があり、そこから“タイガーハーブ”とも呼ばれるようになりました。
また、CICA成分を配合した化粧品に多い緑のパッケージは、CICAの原料であるツボクサの植物らしさや、整肌成分としてのやさしさ、落ち着きのイメージを表現しているからかもしれません。
肌と向き合う時間に、視覚的にもやすらぎを感じて欲しい―。
そんな想いが、デザインにも反映されているようです。
CICA成分とともに、肌にやさしい日々を
CICA成分は、季節や環境の変化でデリケートになりやすい肌をやさしく整えるスキンケア成分として、今や定番になりつつあります。
乾燥や紫外線などの外的ストレスから、肌をサポートする期待ができるのも魅力のひとつ。
肌にやさしく、でも頼もしい存在として朝晩のスキンケアに取り入れ、健康的な肌を目指していきましょう。