化粧品選びのコツ!シミ悩みのない透明美肌へ
「いつのまにかシミが広がってる・・・」「あれ?ここのシミ、濃くなってる!?」そんな経験ありませんか?
夏を越してさらに気になるシミ。
気づけば顔だけでなく、手や腕、首にも。
「気になるシミをなんとかしたい・・!」
「でも一度できてしまったシミはもう手遅れ・・・?」
とお悩みの方!手遅れなんてことはありません!
シミにはいくつかの種類があり、その原因によっては改善できるシミがあります。また、シミが濃くなったり、増えてしまったりする前に早めに対策をすることで、シミが広がることを防ぐこともできるんです!
今回は、シミができる原因と効果的なお手入れ方法についてご紹介いたします。原因と対策を知ることで、今日からお手入れを見直し、理想の透明美肌を手に入れましょう!
目次
シミ はなぜできてしまうのか?
シミができる原因は、生活習慣の乱れやストレス、間違ったスキンケア、遺伝など様々ですが、主な原因は紫外線です。
紫外線は、私たちの肌老化※を進行させる原因のひとつ。シミはもちろん、シワやたるみなど、肌に現れる老化サインに影響を及ぼします。
つまり!「シミをつくらせない」「肌老化を進行させない」など、あらゆるお肌のお悩み解決には、紫外線を防ぐことがとっても大切なんです!!
※見た目老化
紫外線ダメージで シミ ができるメカニズム
最初は薄いと思っていたシミが次第に濃く大きくなってしまうのは、肌に沈着したメラニンが排出されない状態である場合や、紫外線の刺激でメラノサイトの働きが活発になることが要因と考えられています。
あなたはどのタイプ?シミの種類とお手入れ方法
シミは原因やでき方の違いによっていくつかの種類があります。
もっとも多いのが紫外線ダメージの蓄積によってできるシミですが、その他にも肝斑やそばかすなどもシミに含まれます
ご自身のシミの種類と原因、お手入れ方法を知り、これからのお手入れに役立てましょう!
1. メラニン色素沈着
【症状と原因】
長年にわたる紫外線ダメージの蓄積により発生するシミ。ごく一般的なシミで、大きさも様々です。できはじめはごく薄い茶色ですが、だんだんと濃く形もはっきりしてきます。
【予防とケア】
予防は徹底した紫外線対策です。日焼け止めはもちろん、日傘、サングラスなどを使用するのも効果的。お手入れは、美白化粧品の使用が効果的です。また、メラニンを排出するためのターンオーバー促進ケア、保湿ケア、血行促進ケアなどもおすすめです。
2. 肝斑
【症状と原因】
思春期以降に発症する後天性のシミ。女性ホルモンの乱れやストレスが大きく影響します。頬を中心に左右対称に現れることが多く、縁がはっきりしない薄茶色または灰色の、不鮮明なものが多く見られます。
【予防とケア】
ホルモンバランスが関係してくるため、規則正しい生活や睡眠、栄養バランスなどへの配慮が大切です。また、肝斑は紫外線で進行することもあるため、化粧品や医薬品でのお手入れやピーリングが効果的です。
3. そばかす
【症状と原因】
他のシミと異なり、小さい頃から発症します。細かいシミの集合で、褐色斑が両頬〜下まぶた、鼻にかけて散在します。思春期や妊娠中、日焼けなどで悪化することがあります。
【予防とケア】
遺伝性の場合は完全に予防することはできませんが、紫外線で進行することもあるため、紫外線対策と美白化粧品の併用が大切です。
4. 炎症性色素沈着
【症状と原因】
傷やニキビ、虫刺されなどの炎症が治癒した後に残る褐色のシミ。顔だけでなく全身どこでも発生します。頬からあごにできるニキビは炎症性色素沈着を起こしやすく注意が必要です。
【予防とケア】
炎症の原因となる刺激を与えないことが第一です。肌をこするスキンケアは炎症のもととなるので避けましょう。また、紫外線対策も予防につながりますし、できてしまった炎症性色素沈着には、化粧品や医薬品が効果を発揮します。
5. 脂漏性角化症
【症状と原因】
シミが進行し盛り上がってきたもの。老人性の皮膚異常で、加齢や紫外線の影響で正常な皮膚には見られない異常細胞群が生じた状態です。イボのような膨らみと濃い褐色、表面のボツボツとした凸凹が特徴です。
【予防とケア】
紫外線対策を徹底することが必要です。皮膚構造そのものに変化が及んでいるため、美白化粧品での改善は難しいとされています。
治療や除去をしたい場合は、皮膚科を受診して専門的な治療を受けましょう。治療法の一例として液体窒素による冷凍凝固や炭酸ガスレーザーによる削切があり、いずれも保険適応での診療が可能なことが多いようです。
除去したいときには、皮膚科を受診して専門的な治療を受けましょう。
シミ を効果的にケアするには美白化粧品で
透明感のある白い肌を目指したいと思う方には、美白有効成分を配合した美白化粧品がおすすめ。
【 美白化粧品とは? 】
美白有効成分の効果は、メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを抑えることです。
でも、「美白有効成分配合といってもどんな成分を選べばいいのかわからない・・・」
そんな方のために、厚生労働省に認められている優秀な美白有効成分をご紹介いたします。
迷ったときは、この成分を抑えておけば間違いなし!
- プラセンタエキス
- アルブチン
- トラネキサム酸
- ビタミンC誘導体
【 美白化粧品の選び方 】
美白化粧品は2種類あり、「医薬部外品」と「化粧品」に分類されます。
医薬部外品は、厚生労働省が効果・効能を承認した「有効成分」が、一定の濃度で配合されています。
「予防」や「防止」といった薬用効果が目的となります。
化粧品は、「美しく健やかに保つこと」を目的としており、医薬部外品と比べ、効果・効能が穏やかなものが多くなっています。
「医薬部外品」と「化粧品」、それぞれに良いところがあるので、「これが正解」ということは一概にはいえません。
迷ったときは、1番解決したい肌悩みに合わせて選んでみてください。
乾燥やくすみなどの、肌の表面に関するお悩みであれば、肌に合った「化粧品」の使用がおすすめです。比較的安価で手に取りやすい商品が多いので、気兼ねなくたっぷりとお肌に与えてあげられるのもいいですよね。
一方、「シミ・そばかすなど特定の悩みを予防したい」というお気持ちが強い方には、やはり医薬部外品を普段のスキンケアに取り入れていただくことをおすすめいたします。
さらに、既に特定の肌悩みを抱えて悩んでいる方は、基礎化粧品すべてを、お悩みに効果的な医薬部外品で揃えてみましょう。
化粧品も医薬部外品も、薬とは違い、効果実感は人それぞれです。
自分にあったスキンケアで、毎日のお手入れを効果的なものにしていきましょう!